勝ちたいという強い目的意識が必要
目的が明確で腹落ちしている人は、その目的のためなら何をしても構わないという強い意識を持っています。一方で、「タイミングが合えば」「機会があれば」と考える人は、チャンスが少ないと感じがちです。目的のためにそれをやらないと先に進めないという強い意識を持つことが、突破力の源泉となります。
自ら緊張感のある空気を作り出す
突破しようとした際に予想外の緊張感が生まれるのを恐れる人がいますが、自ら適度な緊張感を作り出すことで、その恐れを和らげることができます。例えば「あの…」と切り出して、話の流れを自分で作り出すのです。これによって、相手の予想外の反応を恐れずに、自分のペースで話を進めていくことができます。
発言がシャープな人ほど突破力がある
突破力のある人は、発言がシャープです。言い訳や共感を挟まず、明確に目的に向かって話を進めていきます。一方で、明るく話しやすい雰囲気を作る人は、実は突破力に欠けがちです。上司や先輩ほど発言がシャープになる傾向にあるのは、この理由からです。
失敗は避けられない
ただし、この突破力を身につけるプロセスには危険が伴います。失敗すると、その感覚が体に染み付いて、次の挑戦を怖がるようになる可能性があるのです。ですから、失敗を恐れずに挑戦し続けることが重要です。一度の失敗で終わりではなく、その2倍3倍以上の成功を積み重ねていく必要があります。
突破力のカギは「目的」「空気作り」「発言」
突破力のある人の特徴は、①強い目的意識、②自ら緊張感のある空気を作り出す力、③発言がシャープなこと、の3点にあります。これらの要素を意識的に身につけていけば、様々な場面で突破力を発揮できるようになります。失敗を恐れずに挑戦し続けることが大切です。


